永井 洋 (Hiroshi Nagai)

国立天文台 チリ観測所 特任准教授(Specially Appointed Associate Professor, NAOJ Chile Observatory)

略歴

2014年11月~ 国立天文台 チリ観測所 特任准教授(現職)
2013年4月 国立天文台 チリ観測所 特任助教
2011年5月 国立天文台 ALMA推進室(2012年からチリ観測所に移行) 研究員
2010年4月 JAXA 宇宙科学研究所 招聘職員 (イタリアINAF-IRAに客員研究員の期間を含む)
2007年4月 国立天文台 スペースVLBI推進室(2008年からVSOP-2推進室) 研究員
2007年3月 総合研究大学院大学 物理科学研究科天文科学専攻 博士課程修了 博士(理学)

研究テーマ・バックグラウンド

専門は電波天文学。大質量ブラックホールから噴出する相対論的ジェットの発生機構やブラックホール降着流が興味の対象。ミリ波サブミリ波電波観測, 高分解能VLBI電波観測を用いた観測的研究に取り組む。

アルマプロジェクトに携わるとともに、Event Horizon Telescope(EHT)にも貢献(イメージングワーキンググループで活動中)。

職務

アルマ東アジア地域センター(EA-ARC)におけるユーザーサポートならびに科学運用に取り組む。
2018年10月よりInstrument Scientistとして、ALMAが今後共同利用に供する新しい観測機能の実験・評価活動を牽引している。

過去の主要な職務:

  • Interim EA-ARC manager (2017年10月-2018年9月): EA-ARC全体のとりまとめとALMA科学運用の遂行の責務を担う
  • Data Reduction Manager (2014年9月-2017年9月): 東アジア地域のPIデータの解析と品質保証(QA2)の統括
     参考:特集 - アルマ望遠鏡を支える人々③
  • 偏波観測機能の科学・システム評価 (2011年5月- 現在も継続中):高感度・高精度ミリ波サブミリ波偏波観測の実現のための検証活動
     参考:Bienvenido a ALMA! 20. ALMAによる偏光観測

アルマコミュニティ向けの活動

  • ALMAデータの解析Tips
    アルマの観測データを受け取った、あるいはアーカイブデータで研究したいけど、見方がよくわからないという方に向けたガイドです(EA-ARC公式のページではありませんので、クレーム・依頼は永井個人宛にお願いします)。
  • ALMA-J Data Reduction Users' Forum (現在活動停止中)
    アルマデータを解析する人に向けたユーザーフォーラムで、不定期にテレコンを開催しています。メーリングリストを通じた情報提供も行っています。参加を希望される方は永井までご連絡ください。

受賞歴

2017年度国立天文台台長賞 

受賞者:永井洋、中西康一郎、亀野誠二、Charles L. H. Hull
受賞理由:ALMA偏波観測の実現とミリ波サブミリ波偏波観測サイエンスの推進

メディア・プレスリリース

教育活動

  • 2017年 - 現在 総合研究大学院大学 併任
  • 2012~2017年度 山梨大学非常勤講師 教養科目「天文学への誘い」担当(3人で分担)
  • 2016年8月 総研大サマーステューデント(東北大3年生を受け入れ)
  • 2015年9月 国立天文台滞在型研究員(東京大学大学院生1名を受け入れ)の教育
  • 2014年11月 ソウル国立大学大学院生2名の教育(Prof. S. Trippe氏との共同研究)
  • 2014年7月 第34天体物理若手の会夏の学校 コンパクトオブジェクト分科会 招待講師
  • 2009年7月 第39回天体物理若手の会夏の学校 コンパクトオブジェクト分科会 招待講師

学生に向けたメッセージ:
上記研究テーマに興味を持つ大学院生への教育、ならびに共同研究を歓迎します。アルマの共同利用観測データ(Cycle 1, 2, 3, 5で観測時間を獲得)、豊富なVLBIデータ(VERA, KVN, VLBA, EHT)を使って、活動銀河核ジェットとブラックホール降着流の研究ができます。総研大学生を正式に受け持つことが可能ですが(総研大についての詳しい情報はこちら)、他大学からの共同研究も受入可能です。詳しくは直接ご相談ください。

社会における活動

  • 2018年3月19日 講演会 (外部サイトに飛びます)(株式会社アストロラーベ主催)
  • 2017年12月7日 出張授業「ふれあい天文学」 私立立教女学院小学校(東京都杉並区)
  • 2017年10月18日 出張授業「ふれあい天文学」 淡路市立多賀小学校、一宮小学校
  • 2016年12月3日 朝日カルチャーセンター「爆発と激動の宇宙」
  • 2016年11月15日 職場体験受入(滋賀県立守山高等学校)
  • 2016年11月7日 出張授業「ふれあい天文学」 私立清泉小学校(神奈川県鎌倉市)
  • 2016年10月26日-28日 出張授業「ふれあい天文学」 八丈島 大賀郷小学校・中学校、三原小学校・中学校、富士中学校
  • 2016年9月17日 三鷹ネットワーク大学にてアストロノミーパブで講演(外部サイトに飛びます)
  • 2016年7月29日 子育てと宇宙はつながっている?! (外部サイトに飛びます)(東京都千代田区富士見みらい館)
  • 2016年1月7日 職場体験学習受入(世田谷学園中学校)
  • 2015年12月14日 出張授業「ふれあい天文学」 千葉県長生郡長南町立長南小学校全校生徒
  • 2015年4月18日 科学ライブトークショー「ユニバース」 ゲスト出演 (外部サイトに飛びます) 科学技術館
  • 2014年11月5日 職場体験学習受入(岡山県立倉敷天城中学校7名)
  • 2014年8月14日 職場体験学習受入(神戸市立葺合高等学校1名)
  • 2014年7月3日、4日 出張授業「ふれあい天文学」 香川県善通寺市立中央小学校、観音寺市立一ノ谷小学校
  • 2014年5月22日 職場体験学習受入(多治見市立北稜中学校2名)
  • 2014年 2月1日 朝日カルチャーセンター「最新天文学が解き明かす銀河の姿(外部サイトに飛びます)
  • 2014年1月21日 出張授業「ふれあい天文学」 横浜市立港南台第2小学校4年、6年生
  • 2013年6月 大学受験情報誌「SELF BRAND」(外部サイトに飛びます)(株式会社フロムページ)への寄稿 (p.62-63)
  • 2013年2月22日 出張授業「ふれあい天文学」 鹿児島市立西陵小学校6年生
  • 2011年11月 最新天文学の普及をめざすワークショップ講演 主に科学館・プラネタリウム関係者向け
  • 2009年5月 公開講演会「宇宙のモンスター”ブラックホール”と、それに挑む望遠鏡」 つくばエキスポセンター
  • プラネタリウム番組「ブラックホールツアーへようこそ」番組監修 (つくばエキスポセンター、府中市郷土の森博物館、山梨県立科学館にて上映)

講演会の依頼、大歓迎です。メールでお問い合わせください( hiroshi.nagai ##at## nao.ac.jp, ##at##を@にかえてお送りください)。キーワード:ブラックホール、ジェット、電波天文、アルマ、電波干渉計、VLBI。もともと天文少年だったので、小口径望遠鏡の使い方、星空観察の指導もできます。

 

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